「のだめカンタービレ」 ネコのフンの歌
「♪フーン フンフン フーン フンフン ネコのフ~ン フーン フンフン フーン フンフン かたい」
マンガ版「のだめカンタービレ」で、のだめと千秋が出会う場面です。のだめはプリプリマート(コンビニ?)の袋を手に鼻歌を歌いながら歩いて来ます。
この歌、のだめが勝手に作詞したのかと思ったんですけど…。(ちなみにアニメ版だとベートーヴェン「悲愴」からの替え歌)
ネットで調べたら、次の影響が指摘されていました。
(しかし、まあ、マニアックに調べる人がいますね(私もか)。)
「奈良の春日野 青芝に 腰をおろせば 鹿のフン フンフンフーン 黒豆や フンフンフーン 黒豆や」
(作詞:佐伯孝夫、作曲:大野正雄。歌:吉永小百合「奈良の春日野」1965年)
芝の上に転がる鹿のフンが黒豆のように見える情景を歌ったもので、かの上品な吉永小百合さんが歌いました。あの~、吉永さんと言えば、とても清らかなイメージがあるんですけど…。
また、アニメ「ドラえもん」で、のび太が「フンフンフンフン ネコのフン~」って歌う場面があるんだそうです。私は見てませんが。
吉永小百合さんの「鹿のフン」の歌のオマージュとしてアニメ「ドラえもん」の中の歌が作られ、「のだめ」の作者二ノ宮知子さんは、のび太が歌った歌を意識して(あるいは両方意識して)この歌を作ったんでしょうか。
「のだめカンタービレ」にはいろんな仕掛けがあって、仕掛けを組み込んだ二ノ宮さんもすごいけれど、それに気づくマニアックな人たちもすごい。
ちなみに、猫は犬と違って、普通は土を掘ってフンをして埋めます。だから、室内飼いの猫はともかく、屋外では、めったに猫のフンは見つかりません。もし見つけたら、いいことあるかも。まれなウンとのめぐりあいですから。
ネコのフン ネコのフン
やわいぞ くさいぞ ネコのフン
古くなったら かたくなる
かりんとうに混ぜても わからない
誰かが知らずに食べちゃった
(作:伊藤一滴)
(伊藤一滴)
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