「のだめカンタービレ」 独自演奏と、福岡県大川市の川沿いの道
今、「のだめカンタービレ」をじっくり読み直してまして、曲目が出てくる箇所はその曲をYouTubeで聞きながら読んでます。便利な時代になりました。
音大4年ののだめは短期間の猛練習でピアノコンクールの最後まで残ります。
最後の曲がストラヴィンスキー作曲ペトルーシュカからの3楽章なんですが、指導した教員(あだ名はハリセン)は、失格になっていいから弾かずに舞台を降りるべきだと思っていました。練習が不十分なのに本番で弾くのは神への冒涜だと。
だのに、のだめはこの超難曲を弾き始めるのです、見事に・・・。
この場面は、むしろアルヴェーン作曲スウェーデン狂詩曲第1番「夏至の徹夜祭」の方がふさわしいんじゃないかとおっしゃる方がおられますが、どうなんでしょう?
(わかる人以外には意味不明の話ですみません。はっきり書くとネタバレになっちゃうんで。)
のだめのアニメかドラマでその箇所をすでにご覧になっている方は、YouTubeなどでスウェーデン狂詩曲第1番を聞いていただくと意味がわかると思います。
このコンクールの後、のだめは福岡県大川市の実家に帰省するんですが、そこで川沿いの道での名場面になるんです。あれは、インパクトが強かった。
そのあと「巴里編」になるんですが、「一体いつまで引っ張るんだ~っ。あんたら、早く結婚しろよ」って言いたくなりました。パリを中心に、海外での物語は続きます。それにしても、引っ張りますね。引っ張るから物語が続くんでしょうけど。
(伊藤一滴)
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