災害の次に来るものは
台風の被害、北海道地震の被害に遭われた方々に、お見舞い申し上げます。
単なる私の思い過ごしであればいいのですが、最近の日本の姿が、昭和の初めの日本と重なって見えるのです。
昭和の初めというのは、もちろん、私が生まれるずっと前ですから、当時を知る高齢者から聞いた話や、文字で記録されたものや、写真や、一部の映像でしか知りません。それでも・・・・。
大正時代に関東大震災があって、昭和になると世界恐慌があって、東北の凶作が続いて、そんな中で、日本は軍事国家の道をゆく。無謀な戦争を誰も止められず、大勢を巻き込んで、敗北する。
自然災害
経済の混乱
凶作
軍国主義の台頭と同調する国民
無謀な戦争(無責任体質)
等々
いろいろ、絡み合ったのでしょうけれど。
そして、今。
自然災害、原子力災害
1000兆円を超える借金
極端に低い食糧自給率
自公政権の台頭と同調する国民(無責任体質)
戦前を思わせるような諸法の制定
さて、次は?
戦後70年目の平成27年(2015年)の「天皇陛下のご感想(新年に当たり)」にこうあります。
「本年は終戦から70年という節目の年に当たります。多くの人々が亡くなった戦争でした。各戦場で亡くなった人々,広島,長崎の原爆,東京を始めとする各都市の爆撃などにより亡くなった人々の数は誠に多いものでした。この機会に,満州事変に始まるこの戦争の歴史を十分に学び,今後の日本のあり方を考えていくことが,今,極めて大切なことだと思っています。」(宮内庁ホームページより)
当時、報道でこのお言葉を知った私は、陛下は憂いておられると思いました。想像ですが、「満州事変に始まるこの戦争」に向かって行った時代と重なる雰囲気を感じておられるのではないかとさえ思いました。
自公政権の議員たちは、真剣にこのお言葉を聞いたのでしょうか?
彼らはどう日本の舵を取り、どこに向かって国を進めるの気なのでしょう。
「今後の日本のあり方を」どう考えているのでしょう。
最近の日本の姿が、昭和の初めの日本と重なって見えるのです。単なる私の思い過ごしであればいいのですが。
ご参考に、http://yamazato.ic-blog.jp/home/2014/09/post-357b.html
(一滴)
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