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「弱い虫」のことを考えていました

稲刈りが終わり、一休みです。

「弱い虫」のことを考えていました。(「鉄拳 パラパラ漫画 弱い虫」または「馬場俊英 弱い虫」で検索できます。)
4分半くらいで見られる動画です。

このパラパラ漫画の主人公は心が優しいものだから、いじめられたり、ひどい目にあったりして、しまいには冤罪で有罪判決を受けて連行されるという、あまりにも不条理な作品です。

ただ、家族は理解してくれたようですし、最後の場面で、主人公を連行する刑務官が泣いているように見えるのです。刑務官は冤罪に気づいていて、どうすることもできなくて、泣いていたのかもしれません。

わかる人にはわかる、と、いくらか救いを感じます。

人を押しのけた方が勝ち、黙らせた方が勝ち、力づくで抑えつけたほうが勝ち、そんな世の中になってきました。そうやって「勝った」側が出世したり政治家になったりして、多数がそっちについて行くのはおかしいです。
たとえその時は得をするように思えても、おかしいことはおかしい。

そんなことを考えていました。

(一滴)

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