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大震災から2年

大震災から2年過ぎました。
あれから何度か仕事で被災地に行きました。
先日も、農業関連施設の仕事で、宮城県亘理町(わたりちょう)から岩沼市にかけての沿岸部に行って来ました。
震災のあと、瓦礫(がれき)が地平線の彼方まで延々と散らばっていた沿岸部は、すっかりきれいになっていました。瓦礫や倒木や土砂が取り除かれ、道路と、家の基礎だけが残り、がらんとなっていました。そうした中に、ぽつりぽつりと新築の家が見えました。
亡くなった人たち、残された人たち、生活の基盤を奪われた人たちのことを思うと、気持ちは重いです。
でも、田畑は除塩が続いていて、一部では稲作も再開されます。それもあっての農業関連施設の仕事です。歩みは遅くとも、少しずつ復興に向かっているのを感じています。
(伊藤一滴)

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