がんばろう日本!
昨日も書きましたが、被災者の救援をまずお願いします。
海外からも多くの支援の動きがあり、ありがたいことです。
このたびの震災の被害は太平洋側に多く、山形県内では、人的被害も建造物の被害も少ないですし、津波もありませんでした。
私たちの難儀は許容範囲内です。何より被災者の救援をお願いします。
とは言っても、当地でも品不足が深刻です。農村も地方都市も、広範囲に品不足になってきました。
今日(3月16日)、山形市内の知人宅に行きましたが、山形市内も品不足です。
スーパーには、肉と野菜が少しありましたが、鮮魚はほぼゼロ(イカと塩漬けのニシンが少しだけ)、牛乳ゼロ、冷凍食品もパンもゼロ、加工食品もごくわずかでした。山形県で採れないミカンやパイナップルがたくさんあるのは、震災前のストックがかなりあったからでしょう。
不足は食料品だけでなく、チリ紙やトイレットペーパー、紙おむつなどもありません。
食品は物流が止まったため入ってこないのでしょうが、保存のきくものがこんなにも急に店頭から消えるのは不自然で、買占めが起きたとしか思えません。
ガソリン、軽油、灯油も手に入らなくなりました。
うちでは灯油は春までの分を買ってありますが(山里の家はたいていそうしています)、ガソリンや軽油は、燃料缶にあるのを使い切ったら、除雪機・農機具などのタンクから抜いて車に入れるしかないでしょう。
今朝、まだ販売が続いている一部のガソリンスタンドは、どこも長い車列が続き、警察官も出ていました。きのうもそうでしたが、きのうより長い車列でした。そのために渋滞がひどくなり、少ない燃料がますます消費されています。
車が必需品の農村では、乗り合いにしたり、燃料を分け合ったりして使っています。
息子の小学校の先生たちも、1台の車に4~5人乗って学校に来ています。
もうすぐ息子の卒業式なのに、それまで保護者や教職員の車の燃料がもつのかどうか。
デマ情報も流れています。県や教育委員会、学校までが、放射性物質飛来といった不確かな情報に惑わされ、午後の授業を切り上げて下校させるなど、混乱しています。(現在のところ、山形県内では福島の放射性物質は確認されていないとのことです。)
ラジオのニュースなどをよく聞いて、デマに惑わされないようにしたいものです。
まさに現代文明の脆弱さの露呈でしょうけれど、今はその非難より、人道的な配慮が先だろうと思います。
山形県内の各自治体も被災者の受け入れを始めました。
がんばろう日本!
(伊藤)
ひとりひとりが、自分の生活を見直し、苦しんでいる人のために何ができるか、考え続けることが必要なのでしょうね。
坂道の続く片道8キロの自転車通勤は、足腰に相当きますが、その分のガソリンが今本当に必要な人の分け前となる・・・ことを祈って、明日も、ガンバルぞ!!
投稿: ぱく | 2011-03-17 02:57
ぱくさん、ご無事でなによりです。
大変な状況でしょうが、くれぐれも、ご自愛の程をお祈りいたします。
投稿: 伊藤 | 2011-03-17 14:10