稲刈りとソバ刈りと
久しぶりに農業の話題です。
10月初めに稲刈りをしました。
去年、稲の杭がけをやっていたら夜になってしまい、月明かりで作業した反省から、今年は十分に余裕をみてやりました。
バインダーと呼ばれる稲刈り機を使いました。書類をとじる文具と同じ名前です。
バリカンを大きくしたような刃がついていて、稲の株を根元から切り、適当な大きさに束ね(束の大きさは調整可)、ヒモで結んで出すという優れものです。自動的に束ねてくれるので「バインダー」なのです。今は自然乾燥は少数派なので出番は少ないのですが、この機械、なかなか完成度が高いです。
妻や子どもたちにも来てもらい、「くいのこ」と呼ばれる稲杭にかけました。
刈るだけなら機械で出来ますが、杭にかけるのは手作業なのでひと手間かかります。子どもたち3人(小6、小4、保育園)もそれなりに手伝ってくれて、家族総出の作業でした。
今年、ためしにソバも植えてみました。
バインダーで刈れるだろうと思っていたのですが、駄目でした。稲より茎がやわらかく丈も違い、すぐに詰まってしまうのです。
近隣の農家や、農機具屋や、農協の人にも聞いてみたのですが、なかなかいいアイディアがなくて、結局、草刈り機で刈って手で集め、手で束にしてみましたが、けっこう手間がかかるしロスも出ました。今後の課題です。
(伊藤)
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