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伝統構法、朝日新聞の快挙

日本の伝統的な家づくりが冬の時代だと、私はことあるごとに言うのですが、一般の人にはあまり関係ない話のようです。
中古家電の販売のような話だと、一般の人も関係するので規制に反対するのでしょうが、住宅建築となると、業者以外の人がかかわるのは一生に一度あるかないかです。中でも伝統建築は、一生一度もかかわらない人がほとんどでしょうから、規制が強化されても反対の世論が起きてこないのでしょう。

建築基準法「改正」による規制で伝統的建築技術の存続が危ぶまれる状況なのに、主な建築団体の中からさえ、大きな反対の声があがりません。
伝統建築を守ってきたのは主に小さな業者です。政治家に貢ぎもせず、役人の天下り先にもならない小さな業者は切り捨てられても仕方がないのかと、歯がゆくなります。

そんな中で、6月21日の朝日新聞社説が書いてくれました。2つの社説の下段「伝統木造構法・匠の知恵を地震列島に」のほうです。
この社説、かなり解っている人が書いているようです。私はほぼ全面的に賛成です。

お手元に朝日新聞がない方は、ネットで「朝日新聞 社説」を検索し、アサヒ・コムにある6月21日付の社説下段を読むことも可能です。(伊藤)

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