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年末年始 2022~2023

年末に、我が家恒例の餅つきをしました。
せいろでもち米を蒸して、木製の臼と杵でつく伝統的な餅つきです。

息子たちが小学生の頃、知り合いからたまたま臼と杵をもらい、父から使い方を教えてもらって餅をついたのが始まりです。その頃、私と父とで餅をつくと子どもたちは大喜びでした。
はしゃいでいた息子たちも成人となり、父は88歳になりました。今は私と息子たちで餅をつきます。

できた餅は、一部は丸めて一部はのして、我が家と、私と妻のそれぞれの親のお正月の餅にします。

大みそかは、そばを食べながら紅白歌合戦を見て、世間と同じように年を越します。山形県産のそばを食べました。うまかった。
私の一家は山の中の古民家にいて、薪ストーブや囲炉裏で暖を取っているところが世間とちょっと違いますが…。


私の住む山里の集落は、元旦に新年会があります。
氏神様の境内に寄って新年のご挨拶をしてから新年会に行きます。
集落の人たちとお酒を飲みながら話をするのは楽しいです。地域のことや農業のことなど、いろいろ教えてもらい、勉強にもなります。

地元産の日本酒を飲んで大いにメートルを上げて家に帰り、コタツに足を突っ込んでテレビでドリフのコントを見ていたら、いつの間にか寝てました。

「パパーっ。『母と暮せば』が始まるけど、見る?」
って娘に声をかけられて目を覚まし、冒頭だけでもちょっと見ようと思って見始めたら、ぐんぐん引き込まれる内容で、頭が冴えてきて、最後まで真剣に見ました。以前映画館で見たんですが、またテレビで見ても引き込まれます。
吉永小百合さんはベテランだし、二宮和也さんもお見事。うーむ、すごい。
二宮さんと言えば、年末に娘と見に行った映画『ラーゲリーより愛を込めて』でも熱演でした。うちの娘、硬派な映画が好きですね。

雑煮を食べて、小豆餅を食べて、ちょっと休み、正月にはブルトマン著作集をじっくり読もうと思ったんですが、少し読んでは考え、また読んで考え、あんまり進みません。この調子だと生きているうちにどこまで読めるんだか。(新教出版社さん、早く10巻と15巻を出してください。ずっと待ってます。)

家にあった『のだめカンタービレ』を読んでました。音楽のことはよくわかりませんが、けっこう笑いました。のだめがどことなく妻と似てるんで。妻は、のだめのような音楽の天才には程遠くとも、けっこう音楽が好きで、素人なりに見事にクラッシックギターを弾いてます。でも・・・、ふふふ。おおらかな性格や部屋の片づけが苦手なところなど、のだめと似てますね。

(伊藤一滴)

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