« 山形県知事選挙 フタを開けると | メイン | 「杜子春」のようなバブルの頃、オール電化の頃 »

「子供にとって幸せな家庭というのは裕福な家庭や親が高学歴な家庭でなく・・・・」

妻から教えてもらって読んだ言葉(イモンヌ1y10mテレワーク中さんの言葉)

引用開始

Twitterに教えてもらったけど、子供にとって幸せな家庭というのは裕福な家庭でも親が高学歴な家庭でもなく、親の機嫌が安定的に良い状態の家だということらしい。
人間の精神は物理的状態(空腹とか環境とか忙しさ)に完全に左右されると思う派なので機嫌が悪くなるような要素を取り除けるなら全力尽くす

引用終了

出典:https://twinavi.jp/topics/lifestyle/600e7fbe-8178-45d1-bb38-03930a8805df


貧困で親が不機嫌という家もあるでしょうから、貧困がいいとは思いませんけれど、質素に、つつましく、幸せに生きていけるなら、それが一番いいんじゃないかと思います。

家が裕福でも、
親が高学歴でも、
子どもを高学歴にしようとして親が一生懸命でも、

親の機嫌が安定していなければ、みな、不幸です。


今から15年ほど前ですが、私はトルストイの『アンナ・カレーニナ』を引用してこう書きました。

「幸福な家庭はどれも似たものだが、不幸な家庭はいずれもそれぞれに不幸なものである」(中村融訳)。
トルストイは、見抜いていました。
幸福のパターンはそんなに数多くなくて、幸福な家庭はそれぞれ似ている。でも、不幸は無数にあり、多種多様であって、不幸な者同士が似ているとは限らない。むしろ多くの場合、それぞれに不幸なのだ。どうも、そういうことのようです。

家族の幸せの根底にあるのは、互いを尊重し、いたわる気持だったり、それぞれの考えがあっても基本的な価値観は共有できることだったりするわけです。子どもに対しては、深い愛情ときちんとしたしつけ、といったところでしょうか。本当に大切なことは案外少ないので、幸福な家庭はどれも似ているというわけです。

全文はこちら、http://yamazato.ic-blog.jp/home/2006/04/post_978d.html


親とは限りませんが、家族の機嫌が安定的に良い状態というのも、とても大事なことだと思います。

なお、以前の私が「きちんとしたしつけ」と書いたのは、親が範となって子どもに礼儀や道徳を身に付けてもらうことです。そうやって、やがて一人前の人になってもらうことです。当たり前ですが、「しつけ」とは体罰や過干渉のことではありません。

(伊藤一滴)

コメント

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。