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チャイロホソヒラタカミキリの幼虫を食べる

ある製材所から、ナラの木の端材を大量に譲ってもらい、30センチくらいの長さに切断し、乾かし、冬の薪にしています。
皮つきなんで、皮と木の間に虫が発生します。

調べたら、チャイロホソヒラタカミキリの幼虫であることがわかりました。(関心のある方は「チャイロホソヒラタカミキリ」で検索してみてください。成虫は、一見ホタルのような感じの、小さな虫です。)

知り合いの大工さんによると、この幼虫やサナギは食用になり、とてもおいしいというのです。


冬、薪ストーブにくべる木を割っていると、皮がはがれて、この幼虫がたくさん出てきて、もそもそ動いています。長さ2センチ前後の、白っぽい幼虫です。

食べられると聞いた数年前の冬、ためしに集めて、フライパンで炒って食べてみました。
最初は、勇気がいりました。見た目が、どうも。虫(ワーム)ですから。

勇気を出して、一口食べて、「うまい!」

なんとも香ばしい。カシューナッツに似た甘みとうまみがあり、知らずに食べたらナッツ類と思う味です。
こんなおいしいものを私だけで食べたら申し訳ないんで、家族にも勧めたんですが、みんな、食べたがりません。

妻は、「そんなウジ虫みたいなの、気持ち悪い」って、おいしいのに。

当時小学生だった娘が「本当においしい?」って聞くので、「おいしいよ。お父さんは嘘は言わない」と言ったら、一匹食べてくれました。
「おいしい!」って、娘は何匹も食べてくれて、その後この幼虫は、私と娘の冬のおやつです。

でも、その娘も、カエルは食べませんね。

(一滴)

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