凄いぞ「ゲゲゲの鬼太郎」
まず、たぬき。
日本の政権はたぬきに乗っ取られてしまい、たぬきそばを注文しただけで、たぬき侮辱罪で逮捕されてしまう。反たぬき派の家は火事になっても消してもらえない。収容所がつくられることになり、人は互いに監視し合うようになって、反たぬき派は次々に捕まり、連行される。それって、戦時中の日本? 北朝鮮? それとも今の安倍一強体制への皮肉?
やるなあ。
そして輪入道。
話はダイヤモンド。人間をダイヤモンドにしてしまう恐ろしい話。
まさか「鬼太郎」の番組で、実在するデビアス社を思わせるダイヤモンドの価格統制や、血塗られたダイヤモンド、ダイヤ鉱山での過酷な労働を思わせる話、難民たちまで出てくるとは。
現実に、もうかれば人の命などどうでもいい人たちがいる。どうも、脚本家はそれがわかっていて、とうとう難民をダイヤモンドにしてしまうという話にまでいってしまい、ブラックに風刺したんだろう。逃げようとした難民が撃たれる場面は麻生太郎氏への当てこすりか。
ダイヤにされた人は元の人間に戻ったけど、難民だった人はその後どうなったのか。日本政府は人道的な扱いをしたんだろうか?
なんか、大人を意識した硬派な話が続く。
変なクレームがきて放送が打ち切りになったりしないといいけれど。
(「ゲゲゲの鬼太郎」は現在私が見ている唯一のテレビ番組です。)
(一滴)
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