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首相の答弁、「信号無視話法」

安倍首相は以前から、聞かれたことにきちんと答えない人でしたが、それを信号無視に例えた人がいます。

6月20日の朝日新聞でも紹介された安倍首相の「信号無視話法」。その出典はこちらです。

https://note.mu/jun21101016/n/n2b866bd84a5f

上記サイトの数字を見れば明らかなとおり、首相は聞かれたことにほとんど答えていません。

「党首討論をしても野党は攻め切れていない」とか「話は平行線」とか「野党の質問は失敗」とか言う人もいますが、これは野党の責任というより、首相が質問に答えずに別な話をするから話が噛み合わなくなっているのです。

違う話に持っていく、回答するのではなく質問を復唱したり質問の解説をしたりする(そして結局答えない)、意味のないことを言って時間を費やす、とまあ、どこまでもそれではどんな人だって攻めようがありません。

なぜそんなことが許されるのかというと、世論です。一定の支持者がいるからです。消去法での支持、消極的な支持もあるのでしょうが、「聞かれたことに答えていないじゃないか、答えになってないぞ」という非難の声より、支持のほうが大きいからです。

まったくもって糠に釘です。ヌカが相手では、どんなに鋭く釘を刺しても効き目がないのです。
なぜヌカを支持するのですか。おかしいとは思わないのですか。

かつて、ビートたけし氏が「赤信号みんなで渡れば怖くない」と言って話題になりましたが、信号無視話法の首相を支える自民公明およびその支持者は、みんなで赤信号を渡っているようなものですよ。当然、国の秩序はめちゃくちゃです。
「安倍内閣を支持します」と言うのは、「信号無視を支持します」「反知性主義を支持します」と言うのと同じことなのです。

(一滴)

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