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幼い頃に出会った絵本

テレビの「ゲゲゲの鬼太郎」のすねこすりの回を見ながら、幼稚園~小学校低学年の頃に出会った絵本のことをいくつか思い出しました。先生に読んでもらった本も、母に読んでもらった本も、自分で読んだ本もあります。

今も、特に印象に残っているのは、

浜田廣介『泣いた赤鬼』
あまんきみこ『おにたのぼうし』
新美南吉『ごんぎつね』
中川正文『ごろはちだいみょうじん』 
アンデルセン『人魚姫』
同『マッチ売りの少女』
ワイルド『幸福の王子』(『幸福な王子』とも訳される)
「難破船」(=「難破船の少年」=「遭難」、エドモンド・デ・アミーチス『クオレ』の「今月の話」の最終回として所収 かつて紙芝居もありました)

などなど。

もっと、いろいろ読んでもらったし、自分でも読みましたが、こうして並べてみると、どうもハッピーエンドはあまり印象に残りません。去っていく話、死を遂げる話の方が、考えさせられ、心に刻まれ、後に残るようです。
上に挙げた本は、どれも悲しく、心に残るのですが、「希望も救いもない不幸な話」ではありません。

(一滴)

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