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長男と私 自宅で受験勉強

長男が浪人生で、自宅で受験勉強しています。

主に使っているのがスタディサプリと進研ゼミです。スタディサプリはインターネット上の一種の予備校で、進研ゼミもインターネット上で講習をやっています。

スタディサプリは、以前、受験サプリという名でしたが、有名になった名称をあえて変えたのは、受験生に限らず広く勉強に使ってほしいということなのでしょう。月額980円(+税)で使い放題ですから、地方にいても、あまりお金をかけずに勉強ができます。たまに息子と一緒に見ますが、とても分かりやすい解説です。ただ、ネットで、このような低料金の分かりやすい講習が広まると、一般の学習塾や予備校の経営は大丈夫なんだろうかと思ってしまいます。

私が長男に少し教えられるのは英語くらいで、他は駄目です。その英語でさえ即答できなくて、辞書や文法書で調べるときがあります。なんだか、自分も受験生になったような気分です。

私は、英和辞典は、1988年初版の『ジーニアス英和辞典』(机上版)をずっと使ってます。改訂版のほうが完成度が高いのでしょうが、当時やっと買った初版に愛着があり、別に不自由ないので今も使っています。さすがに製本がぼろぼろになってきたので、自分で背に木工用ボンドを塗り、布を貼って補強しました。すり切れた表紙もセメダインで補強しておきました。まだ当分使えそうです。文法書は、『ロイヤル英文法』を食卓のそばに置いて、気になったときに開いています。学びに終点はないようです。

親が好奇心旺盛だと、子どもも勉強するみたいです。私は長男に「勉強しなさい」と言ったことはないし、たぶん、無言の圧力をかけたこともないと思います。

言われなくてもうんと頑張る長男を見ていると、なんだかかわいそうになります。希望する大学に合格を決めてほしいと、心では思うのですが、それを言うと圧力になりそうで、「あまり無理するなよ」「健康管理に気をつけるんだよ」くらいしか言わないようにしています。

(一滴)

付記:私が『ジーニアス英和辞典』や『ロイヤル英文法』を買ったのは、大学を卒業してからです。それでも、使えるようになるまでだいぶ時間がかかりました。英文学などを専攻するならともかく、こういった、細かいことまで書いてある分厚い本を、一般の受験生にはお薦めしません。使いこなす前に受験日が来そうです。ちなみに長男は『ベーシックジーニアス英和辞典』と『総合英語フォレスト』を主に使っています。あと、スタディサプリの英語テキストに書き込みをして、自分なりの「文法書」にしています。

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