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今の思い(2017年1月)

昨年末に渡辺和子先生(シスター渡辺)が逝去され、先生のお話を伺った日のことを思い出したりしていました。二・二六事件の襲撃を受けた場にいた歴史の証人が1人、去ってゆかれました。

渡辺和子先生は地上の人生の歩みを終え、永遠の命の人となりました。かつて、幼い自分をかばうようにして死んでいった父や、同時通訳を務めたマザーテレサらが待つ世界の一員となりました。

命とは消えてなくなるものではなく、別の状態に移行するものではないか。非科学的と言われるかもしれないけれど、そんなふうに、私には思えます。

さて、去年に続き今年も雪のない正月で、「えっ、こんなんでいいの?」みたいな感じだったんですが、正月が過ぎ、連休も過ぎたらどんどん降ってきました。

今まで降らなかった分まで降るみたいに、どんどん、どんどん降ります。

長男が、高3で、受験生です。

いよいよセンター試験ですけれど、ずいぶん天気が悪いですね。何で1年の中で一番天気が悪くなる季節にこういう試験をするのかと思うんですが、毎年変わらずにずっとやってます。

雪国の人は、まだ雪に慣れているから多少降っても驚きませんが、ふだん雪があまり降らない地域で試験当日に降ったりすると、混乱するでしょうね。そんなことになったら、その地域の受験生が気の毒です。真冬に試験をして4月に入学というのは、世界的には一般的ではないです。日本も、時期を検討した方がいいんじゃないかと思います。

先日届いた「通販生活」の表紙を見たら、トランプ氏を思わせる猫の写真(合成写真?)で、笑っちゃいました。民主主義は誤作動し、攻撃性や不寛容が世に満ちる、ああ、いやだ、いやだ。

「通販生活」にアレッポの石鹸の販売もあります。いったい、アレッポは、どうなるのか。シリアの人たちのことを思うと心が痛みます。せめてこの石鹸を買って、少しでも支援したいという思いです。

おいおい、猫たち、人が読んでいる「通販生活」の上に乗らないでくれよ。

(伊藤一滴)

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