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イラクにいる鎌田實氏の言葉

「がんばらない」などの著書や地域医療の活動で知られる医師の鎌田實(かまた・みのる)氏は、今、イラク北部にいます。医療支援活動をしておられるのです。9月26日(土)の山形新聞に共同通信社のインタビュー記事が載っていました。

鎌田氏は「愛する人がいること」と「働く場があること」の大切さを語り、さらにこうおっしゃっています。

「暴力に対しては愛の手を差し伸べることが大切。米国を中心に、テロの暴力を暴力で制圧しようとしたけれど、テロはむしろモンスター化した。地下に潜り世界中どこでもテロが起きかねない状況になってしまった。」

「みんなどこかに「心」を持っています。どんな人でもいいところと悪いところがある。どうしたらいいところを引き出してあげられるか。少なくとも米国のやり方で、暴力に暴力で対抗してはだめです。」

「憎しみの連鎖を断ち切らないといけないのです。」

(伊藤一滴)

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