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稲作、その後

タネモミを蒔いたあと、なかなか気温が上がらず、ちょっと心配でしたが、やっと温かくなってきました。
かわいらしい苗たちが出てきています。今、私の小指くらいの長さで、青々していて、葉の先に露の玉がきらきら光ってきれいです。

モミの消毒は、農薬を使わないで自分でやりました。
万一、消毒が不完全で病気が発生したらどうしようかと心配していたのですが、今のところ病気の兆候はないです。こうして、苗が元気に育つのはうれしいです。育児に似ています。

中古のトラクターを買いました。14馬力のかわいいトラクターです。1970年代の、骨董品みたいなヤンマーディーゼルですが、電子制御化以前の製品で、堅牢さには定評があります。
トラクターに乗るなんて、生まれて初めてです。完全なオープンカーだし、もちろんマニュアルミッション車です。アクセルワークはジープ等の自動車運転からの類推で、なんとかなりました。
こうした製品が格安で出回っているのは、マニュアル操作の出来る人が少なくなってきたから、というのもあるのでしょう。カメラや自動車もそうですが、農機具も、マニュアル操作が出来れば、旧名機を格安で入手して使えます。

さわやかな5月の山里をトラクターで走る、こんな日が来るなんて、夢のよう。
まずは田起こしから。これも近所の農家の方々に教えていただきながらやってます。(伊藤)

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