年末年始の楽しみ
新年になりました。6日は近くで雷が鳴り響き、しかも吹雪になり、7日8日はそれなりの雪になりました。あたりはすっかり雪化粧。やっと冬らしくなりました。
元旦から5日まで珍しく雪のない正月で、わが家にとってはいい正月でした。
年末年始、少し田舎らしいことをして楽しみました。
1.そば打ち
大晦日、年越しそばを打ちました。
以前、長男と、近くの公民館で講習を受け、その時わりとうまくできたので、今度はうちでやってみました。そば粉と小麦粉は重量比で8対2、水は粉の重量の5割弱。新鮮なそば粉を使い、ていねいに水回しをすれば、素人でもそれなりのそばになります。
こね鉢は、骨董市で古くて安いのを手に入れました。麺切り用の包丁は自家製。欠けた丸ノコの刃を利用して自作しました。あまりお金をかけない趣味です。
2.もちつき
やはり大晦日、もちをつきました。
わが家の前の持ち主からいただいた木製の臼(うす)と杵(きね)を使いました。人数がいたほうが楽しいので、父にも来てもらってみんなでやりました。
蒸したもち米を臼に入れ、最初は杵でつぶします。だんだん米がつぶれてまとまってくるので、あとは、ぺったん、ぺったん、もちつきです。体力はいりますが、楽しいです。少しムラになったり木の色がついたりするのはご愛嬌。
こういうとき、土間があるのは便利です。
つき上がったもちは、板の間で鏡餅にしたり伸し餅にしたりして、あとは出来たてを食べます。
切り餅を作って妻の実家にも送り、喜ばれました。
3.カルタ
伝統的なカルタに「江戸いろは」と「上方いろは」があります。滝平二郎氏の絵(切り絵)のカルタが新泉社から出ており、書籍の扱いで本屋さんが取り寄せてくれます。両方とも絵が素敵で、私は気に入っています。読み札は歴史的なものですから、人権を考えれば不適切な表現もありますが、そのあたりは、歴史的なものであることを子どもに説明してやるべきでしょう。
子どもが特に喜ぶのは「川端誠のお化けかるた」で、これも書籍の扱いでグランまま社から出ています。
長男と次男は年度をまたがって生まれているので学年は2つ違いますが、年は1歳と少ししか違わず、精神的にはほぼ同等です。何をするにもライバルです。
カルタを始めると、途中から反則技が出たり、畳の上で乱闘が始まったりして、パパから「こらあっ!」と一喝されることになります。そのうち1歳の娘も乱入してきたりして、カルタが最後まで無事に終わるのは珍しいです。(伊藤)
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