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北国の冬

いやはや、大雪です。70歳を越えた高齢者が「こんな大雪は初めてだ」と言っています。しかも冷え込みもすごくて、朝は家の中でも氷点下。まず杉葉や小枝を燃やし、薪ストーブを焚くところから1日が始まります。外は、最高気温が氷点下の真冬日が続いており、ちょっと外を歩くと帽子のつばにツララが出来ていたりします。
こんな天候だと、赤ちゃんに外気浴どころじゃないですね。火のある部屋にベビーベッドを置き、加減した湯たんぽでフトンを温めたりしてます。土間には運動会の万国旗みたいに布オムツや衣類が干してあり、いったい、いつの時代の暮らしか、という感じです。
私も妻も鍛えられておりますが、赤ちゃんも、お兄ちゃんたちも、強くなるでしょうね、きっと。

年末に父が退院しました。退院の前日は猛吹雪で、ほんの数メートル先が見えない状態でした。しかも道路は圧雪・凍結でツルツル。ふだんなら車で30分で行ける距離を走るのに2時間半かかりました。同じ山形県でも、日本海に面した庄内地方で猛吹雪を経験したことはありますが、内陸に位置する村山地方であんな凄い吹雪にあったのは初めてでした。
退院の日は、雪はやんでいましたが、道路状態が悪く、手術後の父には申し訳なかったのですが、乗用車で迎えに行くのが不安で、ジープで行きました。
父は、やっと歩けるくらいの状態なのに、自分のことより私の家族のことを心配してくれて、私は、涙が出そうになりました。いくつになっても、親は親です。ありがたいです。(伊藤)

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