サンマはおいしい
サンマのおいしい季節になりました。
囲炉裏での塩焼きも抜群においしいのですが、新鮮なものは刺身にしてもおいしいです。
自分で出刃包丁を使って3枚におろします。皮をはぎ、腹骨、小骨を取って、あとは食べごろの大きさに切るだけで出来上がりです。
あらも捨てません。頭と内臓の苦い部分は堆肥の原料にしますが、あとは工夫して食べます。特に腹骨と内臓の間は脂がのっていておいしいので、捨てるのがもったいないと思い、調理法を考えてみました。
我流ですが、例えば、皮も小骨もキモも、背骨からはずした身と一緒に細かくきざんでサンマのつみれにしたり、きざんだものにパン粉と塩少々を加えて練って、サンマのハンバーグにしたりします。これがまたおいしいんです。背骨も、油で揚げたり、炭火でこんがり焼いたりすれば食べられます。
自然の恵みに、捨てる部分はありません。食べられる部分はほとんど食べて、あとは肥やしの原料です。
自然に還らないものは、人間が人為的につくり出したものばかりで、自然の恵みはみな、自然の中に循環していきます。
これから、食べ物がおいしい季節になります。秋野菜とサンマ、そして新米。楽しみです。(伊藤)
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