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たまきる

玉木雄一郎氏について、政治アナリストの伊藤惇夫氏の発言を引用します。

「(略)玉木さんは国民民主党と立憲民主党の連立協議を推し進め、日本維新の会も加えた野党統一候補として首班指名に臨めるよう尽力すべきだったと考えています」
「立憲民主党は首班指名で『玉木さんの名前でいい』と提案しました。これで玉木さんが首班指名で首相に選ばれる可能性が浮上したわけです。当たり前ですが、首相は日本における最高権力者です。首相の権限がどれほど強いかは、大臣を罷免することができることからも明らかでしょう。自分の意に沿わない大臣はクビにすることができるほどの権力を持っています。仮に立憲民主党と政策面で齟齬があったとしても、玉木さんが首相としてリーダーシップを発揮すればいいだけの話です。何より玉木さんが選挙で公約した政策を実現する一番の近道は首相になることです。玉木さんが首相になることは国民民主党に投票した有権者に対する最も誠実な態度だったはずなのです」
「(玉木氏は首相を務める)覚悟はあったかもしれませんが、やる気は感じられませんでした」カッコ内は引用者の補足
「私が知っている国会議員も『玉木さんのように首相になれるチャンスをみすみす逃す政治家は初めて見た』と驚いていました(以下略)」

出典:10/29(水) 6:12配信 デイリー新潮
https://news.yahoo.co.jp/articles/63529bb06e57199ee6358253aee29cfc31e0c7dc

上記の伊藤惇夫氏の発言に、全面的に賛成です。

別の方法ですが、玉木氏は日本維新の会が動く前に自民党と組み、大臣(うまくいけば総理大臣)になるチャンスだってあったんです。そのやり方でも自らの政策を実現する手段になったのです。(もっとも、それをやったら旧社会党のようになったかもしれませんけれど。)

氏はどちらのチャンスもみすみす逃しました。

政治家は何をしたかだけでなく、何をしなかったのかを問われるのです。
何を言ったかだけでなく、何を言わなかったのかを問われるのです。

実際にどうかだけでなく、「国民の目からどう見えるのか」が問われるのです。

このたびの玉木氏の言動は、「あと一歩のところまで行ったのに誰の目にも明らかな判断を誤った」、「優柔不断で、肝心な時に決断できなかった」、「あれこれと言い訳し、逃げ腰だった」と言われても仕方ありません。

(伊藤一滴)

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