スガ首相は鬼舞辻無惨とそっくりですって
スガ首相は、「鬼滅の刃」に出てくる鬼のボス鬼舞辻無惨(きぶつじ・むざん)とそっくりだと、ネットで話題になっています。
もう1カ月以上前から言われていたのですが、最近知りました。
日刊ゲンダイDIGITALから引用
引用開始
もはや社会現象アニメ「鬼滅の刃」ボス鬼と菅首相の共通点
公開日:2020/10/20 06:00 更新日:2020/10/20 17:0
(略)永田町では鬼のボスである「鬼舞辻無惨」が「菅首相とそっくりではないか」と噂になっているとか。野党議員の秘書がこう言う。
「鬼舞辻無惨は自分の血を相手に与えて鬼に変え、支配下に置くのですが、これが菅首相の恐怖人事と似ていると言われています。例えば日本学術会議の会員排除問題で、菅首相はまったく理由を明かしていません。まるで、俺が任命権者なのだから黙って従えと言わんばかりの態度です。鬼舞辻無惨も漫画の中で、支配する鬼に対して『私は何も間違えない。全ての決定権は私に有り、私の言うことは絶対である。お前に拒否する権利はない。私が正しいと言ったことが正しいのだ』というセリフが出てくる。まさに菅首相そのものです。他にも鬼舞辻無惨は『嫌いなのは変化。好きなものは不変』というセリフがあるのですが、これが『安倍政権の継承』と言い続ける菅首相とそっくりとささやかれています」
笑えない笑い話だが、果たして政界にも竈門炭治郎が出現する日は来るのだろうか。
引用終了
毎日新聞(電子版)より
引用開始
鬼滅の刃、国会でもブーム 首相は「鬼舞辻無惨似」認識? 使うセリフ悩む議員も
毎日新聞2020年11月6日 11時00分(最終更新 11月6日 21時26分)
(略)
今秋の臨時国会で、最初に「鬼滅」のセリフを用いたのは首相だった。衆院予算委員会の質疑初日となった2日、自身とゆかりの深い立憲民主党の江田憲司氏が「首相の初めての選挙を手伝った。私が政界に身を置くきっかけを作ったのも首相だ。今は政敵で立場を異にするが感慨深い」と質問を切り出すと、首相は「江田さんですから、私も全集中の呼吸で答弁させていただきます」と発言した。
(略)
引用終了
スガさん、あなたは竈門炭治郎になったつもりかもしれませんが、全然似てません。むしろあなたは鬼舞辻無惨によく似ています。
鬼舞辻無惨のモデルはスガさんではないかと思えるくらい似ています。
もう一度、鬼舞辻のセリフ、
「私は何も間違えない。全ての決定権は私に有り、私の言うことは絶対である。・・・・」
へつらう人を優遇し、厳しい指摘をする人を冷遇し続けたらどうなるか。周りはイエスマン、イエスウーマンだけになってしまいます。
その結果、諫める人が誰もいなくなって判断を誤ってしまうのが、独裁的な権力者の常なのです。
今のあなたがまさにそうではありませんか。
中には独裁が長く続いた例もありますが、その権力者は絶えず不安におびえていたことでしょう。
重大な判断ミスで失脚するか、あるいは、絶えず不安におびえて生きてゆくか。
スガさん、あなたもそういう道を歩みたいのですか?
11月27日にネットに公開された「文春オンライン」の指摘が、ずばり、当たっているようです。
参照:菅首相はどこで何を間違ったのか……学術会議問題“失敗の本質”
https://bunshun.jp/articles/-/41745
引用開始
「学術会議問題が明るみに出て以降、60%を超えていた内閣支持率は10%近く下落。6人の学者を“排除”したことで『人柄が信用できない』という不支持理由が急増した。安倍晋三前首相がそうだったように、一度不誠実だと見られると信頼の回復は難しい。菅義偉首相は、対応を誤ったと言わざるを得ません」(政治部デスク)
菅首相はなぜ、どこで間違ったのか。学術会議問題を「総合的、俯瞰的に」徹底検証した―。
引用終了
あとは「文春オンライン」をご覧ください。
おそらく、スガさんと仲間たちは日本学術会議に睨みをきかせることで、学者や教育界からの政権批判を封じようとしたのでしょう。
政権を批判したり、軍事研究への協力拒否を表明したりした学者は排除されるのではないかと思わせ、学問や教育を政権に従属させようとしたのでしょう。
新聞が非難したって、大衆は新聞の硬い記事なんかろくに読んじゃいないから、大衆の支持は変わらず、支持率はあまり下がらない、むしろ反インテリの支持が増して支持率は上がるかもしれない、とでも考えたのでしょうか。
結果、「内閣支持率は10%近く下落。6人の学者を“排除”したことで『人柄が信用できない』という不支持理由が急増した」のです。
周りをイエスマン・イエスウーマンで固めて異論を排除した結果、読みが外れたのでしょう。
おそらく、官邸側の調査能力(諜報能力)があまりにも低すぎて、共謀罪や安保法などに反対していた学者の一部は排除され、一方で同様に反対していた学者が何名も見逃され任命されてしまったのでしょう。拒否の基準を分からなくすることによる不気味さの演出などではなくて、調査がお粗末すぎたというのが真相ではないかと思います。違いますか?
(日本政府が高い諜報能力を持って監視したら、それはそれで問題ですが)
内閣支持率が下がってアベ氏の再登板を望む声まで上がってきて、スガ政権を守りたい何者かが、アベ氏を封じこめて復権を阻止しようと、急遽、桜を見る会の前夜の懇親会の問題を調査するよう検察に強く働きかけたのではないのですか。反アベの朝日、毎日、東京新聞よりも、親アベだった読売やNHKが積極的に追求しました。その「何者か」は、検察にも、読売新聞やNHKにもものが言える人物ではないのですか。そういう人(たち)がアベ潰しに動き出したと思えるのですが、違いますか?
アベ政権の時代、政権はゆるぎなき鉄の守りようで、野党やマスコミや一般人がどんなに声を上げても安倍晋三氏はびくともしませんでした。もう、どんなに筋を通して批判しても無駄という、あきらめムードまでありました。
それが、(これは仮定の話ですが)スガ政権を守ろうとする何者かが動いたら、たちまちアベさんは潰されそうになる。政治って、そういうものなんですね。はあ。
追求が進めば安倍晋三氏は完全に失脚し、議員辞職まで行くのかもしれません。
かつてのアベ応援団はどうなるのでしょう。みんなでスガ応援団に乗り換えるのかな?
(伊藤一滴)
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