森友文書改竄の真相解明を
森友事件の公文書改竄問題で、改竄を強要されて命を絶った財務省職員のご遺族が、真相究明を求める署名(電子署名)の活動をなさっておられます。
当時54歳の真面目な公務員が、なぜ自死しなければならなかったのか。
「人に怒りをぶつけないこと」を信条にしている私ですが、この問題をうやむやにしようとしている人たちがいることに、怒りと悲しみが込み上げてきます。
是非、この署名の趣旨をご覧ください。
「私の夫、赤木俊夫がなぜ自死に追い込まれたのか。有識者によって構成される第三者委員会を立ち上げ、公正中立な調査を実施して下さい!」(検索)
27日に私が署名したときは3千人くらいでしたが、見ているうちに5千人を越え、昨日見たら15万人を越え、さっき見たら20万人を越えていました。
この数字を見ても首相は「再調査するつもりはない」と言い続けるのでしょうか。
私もずっと思っていました。
公文書改竄のような重大な犯罪が起きたのに、なぜ一人も逮捕されず、起訴もされないのか。
官僚とはいえ一公務員の佐川宣寿氏が、独断で公文書の改竄を命じたりするのだろうか。背後で有力な人物が動いたと考えたほうが自然ではないのか。
そしてこの有力な人物(複数かもしれない)は検察にも影響力を持つとすれば、誰も逮捕されず起訴もされない説明がつく。
もう一度、佐川宣寿氏を証人喚問すべきです。佐川氏だけでなく、不起訴と決めた検察の担当者らも証人喚問すべきです。検察官がもし何者かの圧力に屈して為すべき職務を果たさなかったとすれば背任の疑いさえあります。
再調査すべきだという声が大きくなれば、政権も世論を無視できなくなるでしょう。
うやむやのまま幕引きにすれば、悪しき前例となります。
この国の主権者は日本国民です。
(伊藤一滴)
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