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映画「新聞記者」を観たい

陰謀とかでなくて、大衆の支持によってファシズムやそれに類した政権がつくられ、強権支配が形作られると、人々はますますその権力を支持する、ということが起きるようです。

大衆は、長いものに巻かれたいのか、寄らば大樹と思うのか。それを「安定」だと思って安心感を得たいのか。逆らったら自分が損をすると思うのか。

ソビエト政権も、ナチス政権も、日本軍国主義もそうでした。

大衆の支持があったから出来た政権で、大衆のいっそうの支持(および、あきらめや無関心)によって権力はさらに強固なものになり、やがて批判などできなくされてしまったのです。

なぜ、歴史から学ばないのですか。

日本もアメリカも、強権支配っぽくなってきましたよ。

またそれは、学校の、スクールカーストと呼ばれる人間関係にも似ています。
クラスのカースト上位の子が理不尽なことを言ってもみんながついて行く。逆らうと干されたりいじめられたりするから逆らわない。教師もうかつに手を出せない。
いじめられている子をかばうと、かばった子がいじめられるから、かばわない。
上位者が、「カラスは白い」と言えば白いことになる。
「白いと言った方が得だよ。逆らうと損をするよ」

強権支配やスクールカーストを思わせる日本やアメリカの政治と大衆。


ネットで好評の映画「新聞記者」(6月28日封切)をぜひ観に行きたいのですが、今のところ、山形県での上映予定がありません。これは、他県、あるいは東京に行っても観たいくらいです。

ネットで検索すると、作品紹介の動画やいろいろなコメントが出てきます。

映画「新聞記者」
映画『新聞記者』
映画 新聞記者

など、どれでも検索できます。

公式サイトはこちら(紹介の動画)
https://shimbunkisha.jp/

「ひょっとしたら政権がひっくり返るかもしれないぞ」

(一滴)

18日夜に地震がありましたが、当方は、何の被害もありませんでした。

6月26日追記:公開は6月28日(金)から、山形県内では、フォーラム山形とイオンシネマ天童で上映されることがわかりました。

コメント

6月28日からフォーラム山形/ソラリスで上映予定ですよ。

教えていただきありがとうございます。
時間はまだ未定のようですが、近くなったら調べて観に行ってきます。
(一滴)

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