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「東洋平和のためならば」

「東洋平和のためならば 自民党」というキーワードで、グーグルを使って検索したら、

約 232,000 件 

こんなに出た。

やっぱり、そう思ってる人がたくさんいる。「東洋平和のためならば なんの命が惜しかろう」と軍歌に歌われた「平和」こそ、現政権の「平和」ではないのか。

自公連立政権は「戦争ができる状態にすること」を「平和」と呼び、「日本を(特に自衛隊員を)危険にさらすこと」を「安全」と呼んでいる。彼らの言う平和安全等々は、ひとつひとつ言葉の意味があべこべだ。

ちなみに、「東洋平和のためならば」の出典は1937年の軍歌「露営の歌」である。狂った価値観の歌なのだが、当時のヒット曲だという。異常も日々続くうちにそれが常となり、異常と思わなくなっていったのだろう。(歌詞は「露営の歌」で検索可。)

公明党さん、あなた方の先輩たちを弾圧した者たちと似た勢力と、どこまで手を組むのですか?    

「アベのリクツ」は矛盾だらけの屁理屈で、「アベのリスク」は高まっていると、うまいことを言う人がいた。私に言わせれば、現政権がやっているのはでたらめだらけの「アベコベのミックス」だ。目先の利益のためにこれを支持する人もいて、リスクは高まってゆく。彼らの屁理屈を通してしまえば、悪しき先駆け、悪しき前例となるだろう。

戦後の日本は、不戦国家、民主国家であったのだ。あべこべの連中の手から、日本を取り戻せ!

(伊藤一滴)

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