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田植えの準備

就農したからといって今までの生活が大きく変わったわけではありませんが、やりたいこともいろいろ出てきて、なかなかブログを書けずにいました。

この春の低温で作物のことが心配でしたが、その後気温も上がってきて、稲の苗も野菜も順調です。
毎日、娘(4歳)が水やりの手伝いに来てくれます。
「稲の苗さん、大きくなってね」と言いながら、ホースを持って来てくれます。

今年は、借りている田んぼ全体のクロ塗りをしました。クロ塗りというのは田のアゼを補修し泥を塗りなおす作業です。
アゼ(クロとも言います)は毎年少しずつ崩れたりモグラに穴を開けられたりするので、そのつど直すのですが、何年かに一回は全面的に補修します。昔は、もちろん全て手作業だったそうです。
5月始めの連休中、知人にお願いして機械で補修してもらいました。機械の入れない箇所は私が手でやりました。機械でやってもらった箇所もあとからスコップとクワで泥を塗って仕上げました。なんか、左官屋さんの土壁塗りみたいな感じです。

自分でも驚いているのですが、泥の防水性は非常に高く、去年さんざん悩まされた田の漏水はほぼ止まりました。こんなに効くならもっと前からやればよかったと思いました。

5月15日、自家用のトラクターで田起こしをして水を入れ、1日置いて土を十分に湿らせ、16日に代掻き(しろかき)をしました。
問題はそのあとです。気をつけながらトラクターで掻いてもどうしても少しはムラが出てデコボコになるので、水面から土が出ている箇所を手作業でならしました。グランドの整地や土間コンを打つときになどにも使うエブリ(=トンボ)というT字型の道具でならしました。これはなかなか大変な作業ですが、田んぼで汗を流すのは気持ちがいいです。

近日中に田植えが出来そうです。(伊藤)

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