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黒川検事長が賭けマージャンしてたって、なに、それ

昨日(5月20日)ネットのニュースを見ていたら、話題の黒川弘務検事長が新聞記者と賭けマージャンをしていたという文春のスクープがあって仰天!

黒川さんて、そういう人だったんだ。

検察庁の一員でしょう、それも、たしか検察ナンバー2。そんな人が・・・・。

賭けマージャンて、なに、それ、賭博罪にならないの?
懲戒処分の対象じゃないの?
安倍政権の守護者と見なされ(事実かどうかはともかく)、特別扱いされたこの人を、どうするの?
辞表を受理しちゃうの?
処罰なし?
懲戒免職にしないの?

ご参考 #黒川検事長の懲戒免職を求めます


「鯛は頭から腐る」は名言です。
国の頭(首相)が腐れば周りも腐り、腐れが広がってゆく。

頭の腐れがひどくなれば、みずからポロリと落ちてゆくのでしょう。

安倍晋三首相が失脚するとき、応援団たちはどう発言しどう行動するのでしょうか。


検察さん、裁判所さん、モリ・カケ・サクラその他の問題を忖度なしに正しく調べあげ、法に従って正しく裁いてくださいよ。
安倍首相だけでなく、周りにいる茶坊主、太鼓持ちたちも。失脚してそれでおしまいでは駄目ですよ。彼らの違法行為の数々をしっかり裁いてこの国をリセットしないと。

以前書いたことをもう一度ここに書きます。

安倍的なものから抑えつけられていた人たちの復権はもちろん、
安倍政権下で制定された法律の見直しや、安倍政権下で変更された制度の見直しももちろん、
安倍氏とその仲間らの違法行為の数々を明らかにし、重大な違法行為に対しては、逮捕し、起訴し、裁判で有罪にし、懲役や禁固などの刑に服させなければ、この国の民主主義のシステムの回復は難しいのではないか。
(逮捕、起訴し、有罪にする理由は、ちょっと調べれば次々に出てくるはずだ。これまでのように、文書の廃棄、隠蔽、改竄などをさせてはならない。)

日本の警察、検察、裁判所にそれができるのかどうか。
私は、世論の後押しがあれば可能だと思う。

日本の主権者は総理大臣ではない。日本国民である。
日本国民が試される。日本の民主主義が試される。

(一滴)

世論の勝利 検察庁法改正案見送りに

今国会での検察庁法改正案が見送りになったのは、多数の強い反対意見を無視できなくなった結果です。
各方面から声をあげてくださった方々、ありがとうございました。

芸能人も、多数、反対意見を表明してくださいました。仕事への悪影響を顧みずに良心の声をあげてくださり、ほんとうにありがとうございました。
そうした勇気ある方々を非難する声もありました。
批判する価値もないような罵詈雑言にいちいちコメントしませんが、あまりにもひどい非難をいくつか例にあげ、私の考えを書きます。


「素人のくせに(=専門家でもないくせに)文句を言うな」
「本当に理解して抗議してるのか」
「勉強してからものを言え」

そういうことを言うあなたこそ、専門家なのですか? 本当に理解しているのですか?
「本当に理解」って、どこまでを言うのでしょう。
原子物理学の専門家以外は原子力発電に反対してはいけない?
医学者以外は医療に関して意見を言ってはいけない?
建築士以外は家の間取りを考えてはいけない?
まさか。
専門家でなくとも、大きく見ればこうだ、筋を通せばこうだ、感覚的にこうだと言えるのです。


「文句を言ってないで自分が政治家になってやればいいだろう」
国民が全員政治家になることはできません。だから選挙によって議員を選ぶのです。我が国は、そういう間接民主制の議会制民主主義国です。
議員を選んだといっても全権委任ではありません。
自分たちが選んだ政治家への意見や批判は当然であり、政治的な発言も含めて国民の権利です。
それを理解せずに「自分が政治家になってやればいい」は暴論です。


「民主的に選ばれた政権に文句を言うな」
上と同じで、全権委任ではありません。
政権与党は、与党に有利になるように教育を持っていきたがるようです。投票率が低く、また政権批判の声が高まらない原因の一つが、今の教育にあるのではないかと思えます。
それにもかかわらず、今回これだけ反対の声があがったのは、与党が図に乗り過ぎたのです。おとなしい国民も、我慢の限界に近づいたのではありませんか。


「歌手やってて、知らないかもしれないけど」
反対の意見を表明した女性歌手に対する某政治評論家の言葉ですが、あまりにも歌手を見下げた発言です。
発言者は政治評論家をやっていて知らないのかもしれませんが、一般に著名な歌手はかなりものを知っています。だから、著名人になれた、とも言えます。
私の親戚に芸能界の舞台裏にいた人がいました。聞こえてくる話から、芸能人たちの聡明さに驚いたものです。
「歌手やってて、知らないかも」と歌手を軽く見る評論家は、その発言から、守備範囲は限られた世界の中だけと察せられます。


検察庁法改正案は、見送りであり、廃案ではありません。
不断の努力が必要です。
三権分立も、法の支配も、民主主義の要はすべて、国民の不断の努力によって保持されるのですから。

ご参照 #検察庁法改正案を廃案に

(伊藤一滴)

「#検察庁法改正案に抗議します」が広がる

検察庁法改正案の問題はすでに多くの指摘がありますが、
文春オンラインにわかりやすく書いてありましたので紹介します。
(下記参照)

“定年延長”黒川弘務検事長に直撃取材 検察庁法改正で「安倍政権ベッタリ」の検事総長が誕生する

広がり続ける「#検察庁法改正案に抗議します」

https://bunshun.jp/articles/-/37732


もう私はとことんあきれているし、私がどうこう言うまでもなく、これまで多くの方々がさんざん指摘しておられますが、

検察庁法で定められている検察官の定年を、内閣が恣意的に延長するなんて、それも特定の個人(黒川弘務氏)の定年延長を閣議決定するなんて、そんな馬鹿げた話があるんですか?
それで、日本は法治国家なんですか?
首相の意向であれば法の規定も過去の答弁も慣行も無視して物事が決まる国なんですか?
ルールを守らずに、あとからつじつま合わせの法改正で正当化することを認める国なんですか?

過去の政府答弁に「検察官には国家公務員法の定年延長規定は適用されない」とあったのに、首相も法相も取り巻きたちも気づいておらず、その矛盾を指摘されると、「解釈を変えた」とか、「口頭で決裁した」とか、何を馬鹿なことをおっしゃるのですか。そんな話で無理を通して、道理を引っ込めるのですか。

森法務大臣は子どものときに家が破産し、苦学して東北大学法学部に進んだそうですが、滅裂な話を正当化することを東北大学で学んできたのですか?

われわれ民間人にも、第一線の公務員にも、ささいなことでも文書の提出を求めてくる官庁が、法の解釈変更という重大な事柄を口頭で決裁したって、何ですか、それ。
人事院の担当者も、それはおかしいと頑張ることができません。頑張ったら、わが身が危ないから。

今の日本は、首相が「カラスは白い」と言えば白いことになる国になりました。うっかり「カラスは黒い」なんて本当のことを言ったら、どんな目にあうかわかりません。

公務員に筋の通らないことを求め「カラスは白い」と言わせるのは、森友文書改竄と同根です。名門大学出身の官僚たちが、知恵をしぼって「カラスは白い」ことを正当化する理屈を考えます。あなた方、何のために大学で勉強してきたの? 何のために公務員になったの?

そして、このあきれた政権を、国民の約4割が支持して支えています。

国民主権にも、法治国家にも、価値を感じない人が4割いる、とも言えます。
民主主義を守ろうという気持ちがない人が4割いる、とも言えます。

「安倍政権で経済がよくなったんだ。安倍政権を支持して何が悪い」
「こっちは忙しいんだ。国民主権? 民主主義? なんだよ、そんな話、どうでもいいよ」
ってとこでしょうか。
ヒトラーを支えたドイツ国民と似ているように思えてなりません。
暴力夫について行く妻のように、
自信を失った国民が権威的に思える無法者にすがる、
それは、これまでの教育の成果でしょうか。つまり「権力を非難しない国民を育てる教育」、「自分たちが主権者であるという強い意識を持たない国民を育てる教育」を続けてきた成果なのかと思えます。


黒川弘務氏は定年延長の打診をはっきり断るべきでした。それでも強く求められたなら、自から辞職すべきでした。
脱法的な定年延長をしてまで、どうしても黒川氏でなければできないようなことを何かやってますか?
ゴーンさんの問題? まさか。

「黒川さんは安倍応援団の一員だから特別待遇なんだ」と見られ、「モリ・カケ・サクラ、その他の握り潰しのために黒川さんが必要なんだ」と見られ、非難されることぐらい、わかっていたでしょうに。

(一滴)