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森友文書改竄の真相解明を

森友事件の公文書改竄問題で、改竄を強要されて命を絶った財務省職員のご遺族が、真相究明を求める署名(電子署名)の活動をなさっておられます。
当時54歳の真面目な公務員が、なぜ自死しなければならなかったのか。
「人に怒りをぶつけないこと」を信条にしている私ですが、この問題をうやむやにしようとしている人たちがいることに、怒りと悲しみが込み上げてきます。

是非、この署名の趣旨をご覧ください。

「私の夫、赤木俊夫がなぜ自死に追い込まれたのか。有識者によって構成される第三者委員会を立ち上げ、公正中立な調査を実施して下さい!」(検索)


27日に私が署名したときは3千人くらいでしたが、見ているうちに5千人を越え、昨日見たら15万人を越え、さっき見たら20万人を越えていました。
この数字を見ても首相は「再調査するつもりはない」と言い続けるのでしょうか。


私もずっと思っていました。
公文書改竄のような重大な犯罪が起きたのに、なぜ一人も逮捕されず、起訴もされないのか。
官僚とはいえ一公務員の佐川宣寿氏が、独断で公文書の改竄を命じたりするのだろうか。背後で有力な人物が動いたと考えたほうが自然ではないのか。
そしてこの有力な人物(複数かもしれない)は検察にも影響力を持つとすれば、誰も逮捕されず起訴もされない説明がつく。


もう一度、佐川宣寿氏を証人喚問すべきです。佐川氏だけでなく、不起訴と決めた検察の担当者らも証人喚問すべきです。検察官がもし何者かの圧力に屈して為すべき職務を果たさなかったとすれば背任の疑いさえあります。

再調査すべきだという声が大きくなれば、政権も世論を無視できなくなるでしょう。
うやむやのまま幕引きにすれば、悪しき前例となります。

この国の主権者は日本国民です。

(伊藤一滴)

思うこと 2020年3月

やっと落ち着いてきましたが、実は昨年の秋から仕事が忙しくて、最近まで余裕のない日々でした。
そのわりにブログを書きまくっていたのは、仕事と関係ないことを考えたかったからです。

聖書のこと、キリスト教原理主義やカルトの問題、レイチェル・ヘルド・エヴァンズ氏の著書、政治の話、『戦争は女の顔をしていない』の漫画版と原作(日本語訳)のこと、ほか、いろいろ・・・・。
こうした話は、仕事で疲れた私の頭を解きほぐしてくれました。


雪の少ない冬でした。
私は楽でしたが、除雪業者などは、雪が少なくて困ったようです。
いつもあるものがないと、それで困る人も出てきます。
除雪業者には何か補償があるのかと思ったら、県道や町道では何もないとのこと。雪が降らなければお金になりません。

さらにこのウイルス騒ぎで、収入減となる業者も多数出そうです。ううむ。

山形県の田舎町でさえある種の物品が不足しています。そんな中、私が住む山里の集落では、不足してきた物品をみんなで分け合っています。
私はよそから来た人間ですが、住民のほとんどは地元の農家出身で、昔から農業用水を分け合い、物資を分け合い、道具の貸し借りをし、互いに協力しながら暮らしてきたようです。山里には互いに助け合う精神性を感じます。
奪い合う都会と助け合う田舎、みたいな感じです。


さて、
桜を見る会、新型コロナウイルスの感染拡大、小中高の一斉休校・・・・、これらは安倍政権の致命傷になるだろうと思いました。
ところが、報道を見ると思ったほど内閣支持率が下がっていません。

どうも私の読みが浅かったようです。

野党に期待できないと思う人が多く、批判の受け皿がないというのも理由でしょうが、それより、安倍晋三氏のブレインに物凄い「つわもの」がいるようです。
大衆の動きをすべて読まれていたのかも知れません。

桜を見る会の実態が暴かれたりしたら政権の致命傷になるかもしれない。しかし、小中高の一斉休校要請は非難を浴びても、その非難は致命傷にはならない。
小中高の休校で、マスコミの話題はそっちに行く。桜のことは忘れられる。
経済が悪化しても「それはウイルスのせい」となり「首相のせい」にはならない。
ウイルス対策に力を入れる首相の姿をアピールすれば、そのうち支持率は回復する。

事実がどうなのかが問題ではなく、首相がこう発言しこう動けば世論はこうなると読みつくしているのかもしれません。ビッグデータやAIを使っているのでしょうか? すごい。無敵です。

さすが、さまざまな疑惑、不祥事、偏った人事、報道への圧力、脱法的法解釈の数々を引き起こしながら、最初から記録を残さなかったり文書の廃棄や隠蔽を重ねたりしてうやむやにしてきた安倍政権だけあります。味方をとことん優遇し、批判者を徹底的に攻撃してくる安倍政権に、一般国民まで忖度ですか。
逆らったら損をする?

今回もまた安倍政権の勝利でしょうか???

映画『新聞記者』が、日本アカデミー賞の三冠受賞ですよ(最優秀賞、最優秀主演女優賞、最優秀主演男優賞)。
森友問題の文書改竄で自殺した職員の手記が公開され、遺族が民事裁判を起こしています。
東京オリンピックをどう「完全な形で」実施するのか、まるでわかりません。
桜を見る会の問題も黒川検事長の定年延長問題もうやむやなままです。

それでも国民は目を覚まさないのですか?
目を覚まさなければ、安倍的なものの勝利が、今後も続いていくのでしょう。

(それにしても安倍政権支持者って、どこにいるんでしょう。都会にいるんですか。私が住む山里にはいませんよ。)

(一滴)

なんだか、世の中が、震災のときと似ています

また震災の日が来ました。

新型コロナウイルスの騒ぎで、なんだか、世の中が、震災のときと似ています。
これからどうなるのか予想がつかず、店頭からある種の物品が消えていく・・・・。

ここにそれらの品名を書くと、さらに物品不足を助長するといけませんから具体的には書きませんが、今、山形の田舎町でも店頭からある種の物品が消え、まったく買えなくなりました。

うちは山で暮らしていますし、冬用にストックした消耗品や古い道具がいろいろありますから、何とでもなりますけどね。
(この冬は例外で雪があまり降りませんでしたが、例年、人の背丈ほど雪が積もり、屋根から落ちる雪もあって、1階が埋まります。車で家までに来ることもできず、購入品を運ぶのが大変なんで、秋のうちにある程度消耗品を買ってあるんです。)

震災のあとも、物品不足でした。
でもあのときは「みんなで助けあおう」という気持ちのほうが強かったと思います。

今は、どうでしょう。
助け合うより物品を奪い合い、なければ店員に文句を言うような風潮です。

日本人の心はこんなに劣化したのかと、悲しい思いです。

(伊藤一滴)

アーミッシュのコミュニティの中での性的虐待の「文化」?

アーミッシュのコミュニティの中での性的虐待が報告されています。それが一種の「文化」として受け継がれてきたと。しかも指導者は隠蔽していたと。

どんなに高い理想を掲げても、閉じた社会の内部にはそうした「文化」が形成されてしまうのでしょうか。

私はアーミッシュには好感を持っていて、これまでこのブログでも肯定的に取り上げてきました。
それが・・・・。
下記のサイトを読み、裏切られた思いです。
アーミッシュのみんなが知っていて隠していたわけではないのでしょうが・・・・。

被害を受けた方々のことを思うと、胸が痛みます。

https://www.cosmopolitan.com/lifestyle/a30284631/amish-sexual-abuse-incest-me-too/
(英文です。日本ではあまり報道されていないようです。)

「星のこどもたち」の牧師や、「DAYS JAPAN」の問題もそうですが、ほんとうに、裏切られた思いです。
胸が痛みます。

(伊藤一滴)

裸の王様 安倍晋三首相 ドミノ倒しが始まりそうだ

安倍晋三氏の「要請」で、全国の小中高校が今日(3月2日)から休校になったり間もなく休校になったりする。
「要請」といっても多くの自治体は服従するだろうから、命令に近い。越権行為である。(法律上、そのような命令を出す権限は首相にはない。)

どうも、疫学的・ウイルス学的な専門家の検討によるのではなく、安倍氏の独断のようだ。支持率低下の焦りから指導力を演出しようとしたのか。
学校現場の混乱、社会の混乱、金銭的な損害の割には、ウイルス対策の有効性は疑わしい。

まあ、この国は、首相が「カラスは白い」と言えば白いことになる国だから。

もし、森友問題、加計問題、桜を見る会等々に、首相に何の責任も違法性もなく、隠蔽工作もなく、中央省庁の人事も公正で、法解釈も正しく、マスコミには首相サイドからの圧力は何もない、と言うなら、「カラスは白い」と言うのと同じだ。

その首相を国民が高い支持率で支えてきた。
積極的に、あるいは仕方なく、あるいは無関心に。

だって景気がいいんだからいいじゃん。
これ以上生活が悪くなっちゃあ困るよ。
安倍さんの他に適当な人がいないからねえ。
野党が駄目だから安倍さんでもしょうがない。
関心ないね。
等々。

安倍一強。

その間に、日本の民主主義のシステムが壊されてきた。
権力の暴走を防ぐためのブレーキを、一つまた一つと外され、権力の集中を防ぐ人事の慣行(不文律)も変えられた。

安倍氏は自分の周りをお仲間で固めた。省庁の中枢にもお仲間を送り込み、官僚を黙らせた。その結果、いさめる人がいなくなった。誰もいさめてくれずに判断を誤るのは、独裁的な権力者の常かもしれない。

お仲間たちも、心から信頼して従ってきたのではなくて、利害の一致や、逆らったら損をするという思いからついてきただけだろう。
安倍氏には多くの仲間がいるようで、実は、孤独な人のように思える。
王様は裸だと知りながら「王様は立派な服を着ておられる」と言い張っていた人たちや黙っていた人たちは、裸だという指摘が多くなれば、さーっと引いて行くか、寝返るかするだろう。

反安倍のドミノ倒しが始まりそうだ。


安倍晋三氏および安倍的なものをやめさせるだけで幕引きにしてはいけない。
引退してもらってあとはうやむやにしてはいけない。

安倍的なものから抑えつけられていた人たちの復権はもちろん、
安倍政権下で制定された法律の見直しや、安倍政権下で変更された制度の見直しももちろん、
安倍氏とその仲間らの違法行為の数々を明らかにし、重大な違法行為に対しては、逮捕し、起訴し、裁判で有罪にし、懲役や禁固などの刑に服させなければ、この国の民主主義のシステムの回復は難しいのではないか。
(逮捕、起訴し、有罪にする理由は、ちょっと調べれば次々に出てくるはずだ。これまでのように、文書の廃棄、隠蔽、改竄などをさせてはならない。)

日本の警察、検察、裁判所にそれができるのかどうか。
私は、世論の後押しがあれば可能だと思う。

日本の主権者は総理大臣ではない。日本国民である。
日本国民が試される。日本の民主主義が試される。

(伊藤一滴)


ご参考
たくさんありますが、最近見たものからいくつか紹介します。

「東京新聞・望月衣塑子、安倍首相の「学習しない強さ」に呆然」
https://smart-flash.jp/sociopolitics/95189

「阿古真理 いきなり休校要請した安倍首相「時代錯誤」感 ジェンダー論の観点から休校要請を考えた」
https://toyokeizai.net/articles/-/333522

「駒崎弘樹 政府は根拠の無い「一斉休校」を撤回してください」
https://blogos.com/article/439124/

「同 安倍総理、一斉休校を今すぐ止めて「台湾方式」に切り替えてください」
https://blogos.com/article/439694/
【WHO曰く「子どもの感染例は少ない」「子どもから大人に感染したという話は無かった」】ですって!

追加します 「江川紹子 新型コロナ対策・首相記者会見で私が聞きたかったこと~政府は国民への説明責任を果たせ」 https://news.yahoo.co.jp/byline/egawashoko/20200301-00165497/