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在日米軍関係者の犯罪に思う

在日米軍の軍人や軍関係者が何か事件を起こすと、日本政府は形だけ「遺憾の意」を伝え、アメリカは形だけ謝って、形だけ「再発防止に努めます」と言う。そしてまた同様の事件が起きて、同様のやり取りがなされる。その繰り返しで、どっちも、形だけ。

腹の中では双方とも、こう思っているのではないのか、「日米安保は重要だ。そのためには、日本の民間人が多少犠牲になるのはやむを得ない。日本は真の独立国ではなく、実質的にはアメリカの属国だから」。

違うというなら、はっきりと示してもらいたい。在日米軍関係者の犯罪で日本側に被害があった場合、例外なく日本の警察が容疑者を検挙し、日本の裁判所で裁く、というように。そして、日本の裁判所は、アメリカや日本政府の意向を一切忖度することなく、ただ法に従って判決を下すというように。

それができないなら、属国と言われてもしかたがない。愛国を口にする人たちは、属国扱いに満足しているのか。愛国を言うなら、アメリカに対してはっきり声をあげてもらいたい。

いったい、米兵が助けた日本人と、米兵が殺した日本人と、どっちが多いんだ。

怒りというより、私は、ただただ、悲しい。

(付記:私は、若い頃、福生市の米軍基地の近くで働いていました。私が接した米軍関係者のほとんどは、陽気で善良そうな人たちでした。犯罪に走るのは、ごく一部の人なのでしょう。たとえごく一部でも重大な犯罪が起きています。そのことを、悲しく思います。)

(伊藤一滴)

静かな山里から 2016年5月

山里は静かです。新緑の中、野鳥の声の中に、5月の爽やかな風が吹き抜けてゆきます。今年も苗代を作りました。苗の生育も順調です。山菜は、来年やその先のことも考えてなるべく残しているのですが(5本生えていれば1本か2本いただいてあとは残すというように)、それでも家の周りでたくさん採れます。家庭菜園の野菜もどんどん育って食べきれないほど採れるので、町場に住む人におすそ分けしたりしています。

中学の時に不登校だった次男は、遠くの高校に進み、高校では無遅刻無欠席だそうです。先日電話で話したら、声が明るくてとても元気そうでした。

こんなに幸せでいいのだろうか、と私は、申し訳ないような気持ちになることがあります。

わらびを摘みながら、地震の被害に遭った九州のことや、戦乱が続くシリアのことなど、いろいろ考えていました。

(伊藤一滴)