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『ブラックジャックによろしく』

佐藤秀峰作『ブラックジャックによろしく』[講談社刊の漫画単行本 全13巻 続きは小学館刊]を読み出したら、もう、眠れません。医療を取り巻く問題の数々を鋭く指摘し話題になった作品で、以前から気になっていたのですが、これまでなかなか読むことが出来ず、やっと今、読み始めました。(うちは小さい子どもたちがいつも大騒ぎしている家ですから、マンガも含めて、本をじっくり読むのが難しかったのです。一番下の娘も3歳になって保育園に入り、少しは家も落ち着いて、やっとまた本(マンガを含めて)を開く気になったのです。)

子どもたちが寝てから『ブラックジャックによろしく』を取り出して、深夜まで読んで、もう、考えこんでしまいました。
あまり遅くまで読むと翌日の仕事に障ると思って寝床に入ったのですが、なかなか寝付けず、そのうちうとうとしたのですが、変な夢を見て夜中に目が覚めて、あとは朝まで眠れませんでした。

マンガはずいぶんレベルが高くなったと思います。
『ブラックジャックによろしく』は創作のマンガ作品ですから、オーバーに描いてあるとか、まれな事態がひんぱんに起きているとか言われていますが、作品としての構成上やむを得ないことでしょう。
現職の医師からもかなりの反響があったそうですが、このマンガ、大変な力作だと思います。

学生のとき、ある総合病院で、夜間の事務のアルバイトをしたことがあります。その頃のことを思い出しました。私はただの事務のアルバイトでしたが、夜中の救急指定病院というのは凄まじい所でした。アルバイトをやめてからも、血まみれの人が運ばれてくる夢を見たり、夜中に救急車の音が聞こえると反射的に飛び起きたりしました。

医療問題は素人ですが、素人なりに思うこともあるので、ひと通り読んだら感想を書いてみます。(伊藤)

これ以上、誰も傷つけたくない!

春先、雨不足で困っていたら、梅雨に入ってからどっと降ってそのまま長雨。立秋になってもまだ雨が続き、日照不足と農地の水分過多で農家は困り顔。お盆が来て、やっと晴れてきました。いやはや。
自然が相手というのは、いろいろあるものです。
雨が多かったので雑草も多いです。でも、きゅうり、なす、オクラなどの夏の野菜がどんどんなってます。
低農薬の田んぼは、多少は葉が虫に食われたりしましたが、虫に負けないくらいグングン育って、8月上旬に見事に出穂してさかんに花粉を飛ばし、その穂が少したれてきました。確実に実ってます。

さて、

「新規就農者の多くがなぜ有機農法を進めているのか(略)。それは安全、安心な作物をつくるということだけではなかった。自然をふくむ他者を破壊することは、いずれ自己を破壊することに帰着するという確信が意識の底に存在している。それは他者の世界を破壊しながら発展してきた近代文明に対する批判であった。」(内山節「農業・農山村ブームの再来 近代へのニヒリズム」より、7月23日または22日夕刊、朝日新聞掲載)

これ以上、誰も傷つけたくない! 人も、自然も、自分も傷つけたくない。そう思う人が有機農法に向かうのは当然の結果です。

この話は、後日詳しく書きます。

(伊藤)

追記:http://yamazato.ic-blog.jp/home/2010/12/post-e249.html

「農業・農山村ブームの再来 近代へのニヒリズム」

http://yamazato.ic-blog.jp/home/2010/12/post-e249.html

書き直しましたので、上記をご覧ください。